保育園・幼稚園の見学で必ずチェックするべき3つのポイントを紹介!

2020.06.30 | 見学
保育園や幼稚園へ就活を希望する多くの方が園見学を行うかと思います。
しかし、見学の目的が「みんながしているから」「なんとなくしておいた方がいいと思うから」といった抽象的なものになってしまってはいないでしょうか?
そこで今回は、保育園や幼稚園の見学で必ずチェックすべき3つのポイントを紹介していきますので、園見学を有意義な時間にできるようぜひご覧ください。

園見学は園をよく知る貴重な機会!

まず、保育園や幼稚園へ就職を希望している就活者にとって、園見学は職場となる園を詳しく知る貴重な機会ということを意識しましょう。 保育実習で訪問した園への就職を考えている方を除くと、希望している園の情報は求人情報、ホームページ、一部の口コミという限られたものしかありません。 しかし、就活中に園見学を行っておくことで、求人情報やホームページを見てイメージしていた園とは実際には異なるものだった、この職場で長く仕事を続けていけるのか不安、といった就職後に後悔をする確率がぐんと低くなります。 また、園見学を行う段階で希望の園を決定できていない場合はいくつかの園の見学に伺うことで、自分はどのような職場環境を求めているのかを理解することもできますし、自分にぴったりという園を見つけることができるかもしれません。 園見学には、時間がかかるということ以外にデメリットはなく、基本的にはメリットしかありません。 記事後半でもご紹介しますが、園見学は就職面接でも活かすことが可能ですので、保育園や幼稚園へ就職をするのであれば園見学を行うことを強くおすすめします。

幼稚園・保育園の園見学で見るべき3つのポイント

続いて、保育園や幼稚園の園見学で見るべき3つのポイントを紹介していきます。

ポイント1:子供たちが楽しく過ごしているか

園見学においてまず見るべきポイントは、子供たちが楽しく過ごしているのかをチェックしていきましょう。 子供たちは非常に繊細で素直ですので、先生が日常的に叱っていると子供たちは楽しく園で生活ができなくなってしまいます。 また、一人遊びの好きな子供ももちろんいますが、一人遊びをしている子供に対して声をかけることもなくずっと一人で遊ばせているなど、そういった面からも普段の園の様子を伺うことができます。

ポイント2:設備やおもちゃ

続いて、園見学でチェックすべきポイントは園の設備やおもちゃです。 設備やおもちゃはその園の子供に対する配慮や扱いを見ることができます。 子供が近くで遊んでも危なくないようなものが置かれていないか、少しでも破損していて子供が怪我をしてしまうようなおもちゃがそのままにされていないかなどをチェックしましょう。 また、トイレや職員室などにもその園の特徴が出ますので、確認しておきましょう。

ポイント3:保育士・教諭の人間関係

最後に見るべきポイントは保育士や幼稚園教諭の人間関係です。 やはり保育士や幼稚園教諭においても、より良い園にして子供たちを保護者から安心して任せてもらうためには人間関係が重要です。 園見学の際には保育園や幼稚園としても人材を確保するために見学者に対して優しく丁寧に関わってくれるとは思いますが、先生同士のふとした会話や子供たちから見えないところでの態度などから普段の人間関係が垣間見えることがあります。 例えば、職員室で保護者や子供の愚痴をこぼしていないか、子供によってえこひいきや差別をしている先生がいないか、また先生同士でパワハラやいじめと思われるようなことがないかなど、園としての運営以外の部分で問題が見えてくることもあるかもしれません。

園見学を就職面接で活かすためには

園見学を行ったことは園に対して前向きにリサーチを行った上での志望と捉えることができますので、園見学を行っていない志望者と比べるとそれだけでも一歩リードできるかと思います。 しかし、園見学を行ったのであればその経験を就職面接でもしっかりと活かすことができると採用の確率は高くなるはずです。 園見学を志望した園のみでしか行っていない場合は、「当初から貴社(御社・貴園)を志望していたため他では園見学を行っておらず」と伝えることでアピールができます。 複数の園を見学したのであれば、「何園か園見学に伺わせていただきましたが、貴社(御社・貴園)が私には合っていると感じました」と伝えることでもアピールができるようになります。

おわりに

園見学では子供たちや設備、先生同士の人間関係をチェックし、就職面接でもしっかりと園見学を行った経験を活かしましょう。 最終的に希望する園を選ぶためや、就職後のミスマッチを避けるためにも園見学はしっかりと行うことをおすすめします。

この記事を書いた人
えんみっけ!事務局長 Y.T
「えんみっけ!」の開発・運営の責任者(園児の子どもを持つパパ)です。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。

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