保育士・教諭のための園見学を解説!当日の流れや質問内容について

2020.07.13 | 見学
幼稚園や保育園への就活中に行うのが園見学ですが、園見学で何を行うのか、1日のスケジュールなどはきちんと把握していますでしょうか?
園見学の内容についてしっかり理解していなければ、初めて訪れた園では思った通りにアピールできなかったということになるかもしれません。
そこで今回は保育士・幼稚園教諭を目指している方へ向けて、見学当日の流れや質問される内容、どんなところをみられているのかなどをご紹介していきます。
園見学をより良い体験、アピールポイントにできるようにぜひご覧ください。

園見学当日の流れについて

まずは園見学当日の流れからみていきます。 園見学の予約当日、到着は約束の時間から5分前をめどに園に到着するように訪れましょう。大幅に早くついてしまった場合などは、対応する先生が他の業務や子供たちのお世話をしている可能性がありますので、十分に配慮をして訪問しましょう。 園見学は通常30分~1時間ほどが所要時間となっています。 最初の30分で説明を受けながら園内を見学し、後半の30分で質疑応答というのが一般的な流れです。 しかし、時間帯によっては子供たちがお昼寝をしていることもあるので、園内の全てを見学できないことや、忙しい時期もあり十分な質疑応答の時間が取れない場合もあります。 そういった面は配慮しつつも、自身の就職先を決める重要な園見学ですので、要望があれば積極的に伝えてみましょう。

園見学時に質問される・すべき内容とは

園見学では多くの場合、質疑応答の時間が設けられていますので質問内容についてある程度の対策を行っておくべきというのは、一般的な就職面接と同様です。 質疑応答では見学者自身から園側について質問することと、園側から見学者に質問することがあります。 園側からよく質問される内容は以下のようなものがあります。 ・なぜ当園を選んだのか ・保育士・幼稚園教諭を目指した理由 ・就職後に活かせるスキルや能力 これらは高い確率で質問されますので、迷わず答えられないようにあらかじめ回答内容を考えておきましょう。 質問するべき内容としては求人募集の内容やホームページでしっかりと情報収集を行った上での不明点や疑問に感じたことを質問しましょう。 少し探せば見つかる情報を質問してしまうと、情報収集ができない人だと思われる可能性もありますので、まずはしっかりと情報収集をしましょう。

園見学ではこんなところがチェックされている!

園見学は就職面接とは違い、あなたを採用するかどうかまではみていないことがほとんどです。 しかし、時間を割いてまで園の案内をする先生からすると「この人を採用したらどんな風に仕事をしてくれるだろう?」「子供たちへの気遣いはできるかな?」という風にみているはずです。 そのため、「見学だから」と思ってラフに案内を受けてしまうことや、失礼な態度をとってしまうのは絶対に避けましょう。 就職面接ではなかなかアピールすることのできない社交性や対応力を園見学でアピールできると、就職面接の際に有利に働くことがあるはずです。 気を張りすぎる必要もありませんが、就職活動の一部ですので最善を尽くせるようにしっかりと準備して園見学に臨みましょう。

おわりに

この記事では園見学について、当日の流れや質問される・すべき内容、見学の際にチェックされているポイントについてご紹介してきました。 園見学は自身が就職する幼稚園・保育園を決めるために重要ですが、わざわざ時間を作っていただいて園内を案内してもらうことになりますので、初めと終わりにはしっかりと挨拶と感謝の言葉を伝えることだけは忘れないようにしましょう。 園見学を一次面接と考えると身が引き締まっていいかもしれませんね。

以下のコラムでは、園見学で確認すべきポイントを解説しています。
これから園見学に行くという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
保育園・幼稚園の見学で必ずチェックするべき3つのポイントを紹介!

実は、保育学生でもボランティアとして園で働くことができるとご存知ですか?
実際にボランティア保育として働いてみて、園の雰囲気を確認してみるのもいいかもしれません。
以下のコラムでは、ボランティア保育について詳しくご紹介しています。ぜひ、こちらもチェックしてみてください!
【保育学生へ!】資格がなくてもできるボランティア保育とは?

この記事を書いた人
えんみっけ!事務局長 Y.T
「えんみっけ!」の開発・運営の責任者(園児の子どもを持つパパ)です。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。

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