保育士・幼稚園教諭のスキルアップ・キャリアプランについて解説!

2019.12.10 | 就職・転職 | 給料・環境
保育士や幼稚園教諭の皆さんは、将来をどのように考えているでしょうか?「経験を積めば自然とキャリアアップしていく」と考えている方も多いかもしれません。しかし、キャリアプランを知って明確な目標設定をするかしないかで、大きな違いが生じます。

本記事では、保育士や幼稚園教諭のスキルアップ・キャリアプランについてご紹介します。スキルアップに有利な資格についてもみていきますので、現役保育士・幼稚園教諭、保育の道に進もうと考えている学生の方などはぜひ参考にしてください。

保育士・幼稚園教諭のキャリアプランについて

保育士や幼稚園教諭のキャリアプランは、一般的には以下の順でステップアップしていくようになっています。
※幼稚園や保育園によって名称は異なります

  1. 1,研修期間
  2. 2,担任補助
  3. 3,担任
  4. 4,副主任
  5. 5,主任
  6. 6,副園長
  7. 7,園長
  8. 8,理事長(私立の場合)


幼稚園や保育園、私立や公立かによってそれぞれ必要な勤続年数は異なりますが、担任になるまで3~10年、主任になるまで8~25年かかると言われています。
さらに、公立の副園長・園長になるには、昇格試験に合格する必要もあります。もちろん必要なのは勤続年数や試験の合格だけではなく役職に見合っただけのスキルも必要なため、詳しいスキルアップについては次項でご紹介します。

ただし、上記のキャリアプランは生涯保育士や幼稚園教諭として働きたいと考えている方に向けたものです。資格を取得し転職してキャリアアップするプランもあるので、以下をそれぞれ見ていきましょう。

社会福祉士:ソーシャルワーカーとして働ける国家資格です。身体・精神障害を患っている方に福祉サービスを提供します。保育士や幼稚園教諭から社会福祉士に転職すると、園での経験を活かして子供だけでなく保護者への助言や指導もおこなえるのが強みです。

福祉施設士:福祉施設を運営する知識を習得できる民間資格です。子供を対象とした施設は多くないため、需要は高いでしょう。

臨床心理士:人間の心理についての深い知見を得られる民間資格です。こちらを取得すると、小学校などでスクールカウンセラーをおこなうことができます。

保育士・幼稚園教諭のスキルアップとは?具体的に解説

では、保育士や幼稚園教諭のスキルアップとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
保育士や幼稚園教諭に求められているのは以下の3つの能力だと言われています。それぞれどのような能力なのか、見ていきましょう。

教育能力:ピアノを弾いたり絵を描いたり本を読んだりなど、保育の実技を通して子供達の健やかな心と身体を育てる能力です。

人材能力:幼稚園や保育園で与えられた役割をしっかりと果たしながら、保護者や同僚などとコミュニケーションをとって幼児教育をおこなえる能力です。

事務処理能力:指導計画書や園のお便り、連絡帳などの書面を作成する能力です。

つまり、以上の3つの能力を伸ばせばスキルアップにつながるということになります。ピアノを練習して上手に弾けるようになれば教育能力の向上、コミュニケーションスキルを磨けば人材能力の向上につながります。

保育士・幼稚園教諭がスキルアップするために有利な資格

スキルアップについて具体的にご説明しましたが、どのようにスキルアップをしたら良いのか悩んでしまう方も多いかと思います。

最後にスキルアップするために有利な資格を3つご紹介します。

絵本専門士保育士や幼稚園教諭に最も人気な民間資格です。絵本に関する深い知識を得られて、読み聞かせにもそのスキルを活用できる資格です。

リトミック指導者:スイス生まれの音楽教育法の資格です。リズム遊びやダンス、歌などを通じて子供の感受性などを養うものなので、日常的な保育にも活用できるでしょう。小学校では体育の授業にダンスが必修に加えられるなど、リズム感を幼いころから身につけられるとして人気と需要がある資格です。

運動保育士:近年注目されているのが運動保育士の資格です。運動を通じて健康な心と身体を育むメソッドが得られるので、運動に力を入れている保育園や幼稚園では特に重宝するでしょう。

おわりに

保育士や幼稚園教諭は実際の拘束時間も長く、日々の保育で精一杯になってしまってキャリアプランにまで頭が回らないという方も多いのではないでしょうか。
しかし今回ご紹介したキャリアプランのなかから自分のなりたい役職や仕事を目標に定めることで、必要なスキルアップ法や資格を短期間で取得でき、ただ経験を積むよりも効率良くキャリアアップできます。

この記事を書いた人
えんみっけ!事務局長 Y.T
「えんみっけ!」の開発・運営の責任者(園児の子どもを持つパパ)です。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。