保育士・幼稚園教諭が転職する際の園見学のポイントを解説!
転職の理由は様々ですが、転職理由に関わらず園見学をおこなうことをおすすめします。
このページでは保育園・幼稚園教諭が転職する際に園見学をおこなうべき理由や園見学で重点的に見ておきたいポイント、気をつけたいポイントについて紹介します。
保育士・幼稚園教諭の転職の際に園見学をおこなうべき理由とは?
転職時に園見学をおこなうことによって多くのメリットがあります。
・求人情報ではわからない情報が得られる
・園の方針や教育方法などを実際に見て取れる
・園長先生や先輩保育士・幼稚園教諭の雰囲気を感じられる
・その園で働く自分をイメージできる
この他にも、園見学で一度顔を合わせておくことで就職面接時に緊張しすぎることもなく、真剣に転職活動をおこなっているという園へのアピールにもなります。
園見学をしないまま転職してしまうと、以前働いていた園を退職することになった理由と同じことが転職先の園でも起きてしまう可能性があるので、転職を失敗しないためにも、採用時のアピールのためにも園見学はできる限りおこなうことをおすすめします。
園見学で重点的に見ておきたいポイント
保育園・幼稚園での園見学時には、重点的に見ておきたいポイントがあります。
まずは「子供たちが楽しそうに過ごせているか」というポイントです。
子供たちは大人が思っているよりも敏感に大人の雰囲気を感じますので、先生同士の仲が悪かったり、先生を怖がったりしているとその様子は子供たちから見てとることができます。
一人だけ仲間外れにされている子供はいないかといった部分も見ておきましょう。
続いては「どんな人が働いているか」というポイントです。
先ほどの子供たちを見るというポイントとも重なる部分ですが、先生同士の関係性をしっかりとチェックしておきましょう。
先輩の先生が人を使うように子供たちのお世話をさせていないか、男性の先生がいるのか、その男性の先生とどのように関わっているかといった点がポイントになります。
最後に「園の設備やおもちゃ」についてです。
清掃はこまめにおこなわれているか、子供たちに危険が及びそうな設備がそのままにされていないか、壊れたおもちゃがそのままにされていないか、新しいおもちゃを購入しているかといったポイントをチェックします。
保育園や幼稚園では子供たちの安全を確保し成長を見守っていく場所ですので、その安全と成長を妨げてしまうものがないかは重要なポイントです。
園見学ではこの3つのポイントを重点的に見るようにしましょう。
転職者も園から見られていることを意識する
あくまで園見学はその園に就職を考えている求職者のためにおこなわれるものですが、園としてもいずれ就職することになるかもしれないスタッフの一人のため、どのような人となりをしているのか、園で活躍してくれるかといった目で見られていることを意識しましょう。
転職前の幼稚園・保育園に見学者がいた場合はその時を思い出してみましょう。
新卒ではなく転職の場合だと、園見学時にはなぜ前の園を退職したのかを知らないケースがほとんどですので、向けられる目はより厳しいものであると考えていいでしょう。
「この人となら一緒に働いていける」と思ってもらえるよう、マナーや言葉遣いなどはしっかりと意識して園見学に伺いましょう。
おわりに
保育園・幼稚園の転職においても園見学をおこなうのは園を知るためにもアピールのためにも重要といえます。
転職を成功させるためには見学時のポイントを押さえ、マナーを守って社会人として恥ずかしくない言動を意識しましょう。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。
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