公務員保育士になるためにはどうすれば良いのかを紹介

2020.03.29 | 就職・転職
公務員保育士は、自治体が運営する保育園で働く保育士のことで、民間の保育士とは異なり公務員の保育士です。給与が安定していることや、休暇が取得しやすいこと、福利厚生が充実していることなどから、非常人気が高まっています。

この記事では、公務員保育士の概要をふまえ、公務員保育士になるためにはどうすれば良いのかについて解説します。また、人気が高いからこそ公務員保育士は倍率の高い「狭き門」となっているため、公務員保育士に合格する方の特徴についても紹介します。

公務員保育士とは?

保育園には国や自治体(都道府県や市町村)が運営する公立の園と民間の団体が運営する私立の園の二種類があります。この公立の保育園に勤める保育士のことを「公務員保育士」といいます。

公務員保育士は、学校の先生や市役所の職員さんなどと同じ公務員です。収入が安定しているといったイメージから、保育士を目指す方に非常に人気が高まっています。

一方で、公務員保育士になるためには、私立保育園の保育士とは異なるステップが必要です。次の章では、公務員保育士になるためのステップについて解説します。

公務員保育士になるためのステップ

■ステップ①保育士資格を取得すること

前提条件として保育士資格の取得は不可欠です。具体的な保育士資格の取得方法は以下の通りです。

・厚生労働省が指定する専門学校・短大・大学の保育関連学科を卒業する

・保育士試験に合格する


■ステップ②公務員試験に合格する

公務員保育士になるには、公務員試験への合格が必須です。

自治体によって、試験の日程や試験内容など大きく異なるため、前もって受験を希望する自治体の試験概要をチェックしておくことが大切です。

この時、注意したいのが公務員試験には年齢制限が設けられていることです。年齢制限は自治体によって異なりますが、指定の年齢をオーバーしてしまうと、その自治体では公務員保育士になることはできません。

一般的には試験は一次試験と二次試験の二度にわたって開催され、一次試験では適性試験や保育に関する筆記試験、二次試験では面接や実技・グループワーク・体力試験などが課されます。


■ステップ③採用候補者名簿に掲載される

公務員試験に合格しても、ただちに「採用」となるわけではなく、採用候補者名簿に名前が掲載されることになります。そして、公立の保育園で保育士に欠員が生じた際に「欠員補充」という形で採用が決定することになります。

公務員保育士に合格する人の共通点

公務員保育士試験に合格するために、過去の合格者に共通して見られる3つのポイントを紹介します。


■真面目・誠実・信頼できる印象

公務員保育士の試験に合格している方は、まじめで誠実な印象を与える人が多いです。面接時の不適切な言葉遣いや清潔感の無い服装、自信のない態度などを出してしまうと、合格は遠のいてしまいます。

また、勤勉さをもって筆記試験の学習や実技対策などに取り組むことで試験に合格できる可能性が高まるという面もあります。


■やりたいことが明確

公務員保育士は、待遇面の良さから人気が高い部分はありますが、公務員保育士として採用される方は、「公立の保育園でこんな仕事をしたい」「子どもたちとこんな風に触れ合いたい」といったようにやりたいことを明確にイメージしている方が多いです。

目標が明確になることにより、面接の際にも説得力を持って自分の意思を伝えることができ、他の志望者よりも好印象を与えることができます。


■保育園に強い興味・関心を持つ

3つ目は、地域の保育園に対して強い興味・関心を持つことです。興味・関心を持つことでやりたいことが明確になったり、自分自身が働いている姿が具体的にイメージ出来たりといった効果があります。

興味・関心を高めるための方法としておすすめしたいのは、保育園見学です。実際の職場を見ることで、おのずと保育園に対する関心も高まるためです。

おわりに

公務員保育士は、保育士を目指す方にとってとても人気があります。しかし、保育士資格の他に公務員試験に合格しなければならないというハードルがあり、狭き門となっています。

この記事では公務員保育士を目指す方のために、公務員保育士になるためのステップと公務員保育士に合格する方の特徴についてまとめて紹介しました。待遇の良さはもちろん魅力ですが、公立の保育園でどのようなことをしたいのかを真面目に、誠実に考えることが重要です。

意欲を高めたり、保育園で働くイメージを具体的に抱いたりするために、保育園見学を積極的にするのもおすすめです。

この記事を書いた人
えんみっけ!事務局長 Y.T
「えんみっけ!」の開発・運営の責任者(園児の子どもを持つパパ)です。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。