保育士・幼稚園教諭の志望動機の書き方を例文付きで解説!

2021.04.13 | 就職・転職
志望動機はやはり幼稚園や保育園への就職活動の際にもしっかりとみられている重要なポイントです。
この志望動機の書き方ひとつであなたの見え方は大きく変わると可能性を持っています。
そこで今回は保育士・幼稚園教諭の志望動機の書き方について、例文も紹介しながら解説していきますので、志望動機に何を書けばいいのか迷っている就活生はぜひ参考にしてください。

志望動機を考える前に…

志望動機は、いきなり書き始めて書けるものではありません。

まずは、下調べや自己分析などの準備が必要です。

志望園を決めるときには、まず求人情報をチェックして候補を挙げてから保育園や幼稚園のホームページなどで情報収集をすると思います。

このとき、なにか理由があって応募する園を選んでいるはずです。

まずは、この時点でなぜ応募しようと思ったのか、メモなどに残すようにしてみてください。

この作業を続けることで、自分なりの理由が見え始め、志望動機が書きやすくなります。


■保育方針をしっかり確認しておく

志望する園を決めたら、その保育園・幼稚園に対する理解を深める作業を進めましょう。

保育方針や教育理念などを熟読し、自分の考えと重なる部分や、いいなと思った箇所をピックアップしていきます。

細かなところまで丁寧にチェックしていくことで、保育園・幼稚園の保育姿勢が感じとれるようになるため、時間をかけてしっかりと行いましょう。


■自己分析・他己分析もしておく

就職活動をするときに、自己分析をする理由を知っていますか?

採用する保育園や幼稚園は「この学生は、なぜうちの園で働きたいのか」を知りたいと考えています。

そのときに「異年齢児教育に興味があるから」「シュタイナー教育に取り組んでみたいから」と、保育園や幼稚園の特色に興味がある、関心があるといった形で解答する学生はたくさんいます。

ただ、ここでもう一歩踏み込んで「なぜ、異年齢児教育に関心があるのか」「なぜ、シュタイナー教育に取り組んでみたいのか」まで、具体的に答えることで、志望動機の内容に深みが増し、採用担当者の心に響く志望動機となります。

そのためには「なぜ」の部分に踏み込んで考える必要があると考えましょう。


そこで、助けになるのが自己分析です。

一般的に、自己分析とは自分がこれまで頑張ってきたことや楽しかった経験、大変だったことなどを深く堀り下げる作業となります。

自己分析を進めていくと、自分が大切に考えているポイントや価値観が見えてきますから、それが志望する園の特徴とリンクするポイントを探しましょう。

自己分析をしても、自分のことがよくわからない場合は、他己分析にもチャレンジしましょう。

他己分析は、自分の長所や短所、性格を周囲の人から意見をもらいながら分析することです。自分一人では気づきにくい強みや長所を見つけてもらうきっかけにもなりますから、ぜひトライしてみてください。

客観的視点を持ち、より自分への理解が深まった状態で取り組むことで、保育士という職業を志した理由や、この園でなくてはいけない理由を揺るがないものにすることができます。

保育士・幼稚園教諭の志望動機よくある4選!

続いて保育士・幼稚園教諭の志望動機としてよく挙げられるものを5つご紹介します。 大きな理由に加えて、その考え方・動機につながる詳しい過程まで含めることができれば魅力的な志望動機になっているはずですので、自分の志望動機に近いものがあったら、それをベースにもっと深掘りして自分のものにしていきましょう。

子供が好きで先生になりたいと思ったため

保育士・幼稚園教諭を目指す方の志望動機でもっとも多いのが、「子供が好きで先生になりたいと思ったから」という志望動機です。 子供がただ好きなだけでは続かないと言われてしまうこともあるようですが、それが本当の志望動機であれば胸を張って書くべきでしょう。 「子供が好き」という理由に加えて、「なぜ保育士・幼稚園教諭でなければいけないのか」という理由があるとベストです。

幼い頃からの憧れの仕事だったため

続いて多いのが、「気付いた時には憧れていた仕事だったから」という志望動機です。 憧れの仕事にチャレンジしたいと思うのは当然のことですので、漠然とした動機にも思えますがその熱量を最大限に伝える努力をしましょう。

家族や親戚など子供と関わる場面が多かったため

弟や妹、いとこなどに年の離れた子供が多くいて、そのため保育士・幼稚園教諭になりたいという方も多くいます。 家族や親戚の子供と園で預かる子供とではもちろん接し方や子供の態度も違いますが、子供と触れ合うのに慣れているというのはアピールポイントになります。

保育という仕事に魅力を感じたため

保育という仕事に魅力を感じたという志望動機を持って就職した方もたくさんいます。 小学校や中学校などの教育ではなく、幼稚園や保育園での保育に魅力を感じたのかも重要なポイントです。

保育士・幼稚園教諭の志望動機の例文

■例文1
では最後に保育士・幼稚園教諭の志望動機の例文をご紹介します。 あくまで例文ですので、どのようなことについて書けばいいのか、最後のまとめ方はどう書けばいいのかといったポイントから、ご自身の志望動機をお考えください。 私は子供が大好きで、子供の成長を近くで見守ることのできる保育という仕事に非常に魅力を感じたため、物心ついたころには保育士を志していました。 私が貴園を志望した理由は、子供たちをのびやかに育てていくことをモットーとしている教育方針について深く共感したからです。 園見学にお伺いさせていただいた際にも温かくご案内していただけたことも貴園を志望した大きな理由となっています。 陸上を6年間行っていたこともあり、体力には自信がありますので、子供たちに近い理想の先生になりたいと思っています。

■例文2

中学生のときに経験した職場体験で、保育士を志望するようになりました。

以前から、貴園独自のどろんこ遊びや山登り体験などの取り組みを見聞きしていましたが、実際に園の前を通りかかったときのイキイキとした子どもたちの表情に強く惹かれたのが、貴園を志望した一番の理由です。

その後、説明会に参加させていただき、保育士と子ども、そして保護者の深い信頼関係があるからこそ実現できている保育であることを聞き、貴園で保育士として仕事をしたいという思いがより強まりました。学生時代は美術部に所属していましたので、工作や絵画などをとり入れて、子どもたちの豊かな感性を引き出せる先生を目指します。


■例文3

自分が子どものころ、お世話になった保育士の先生が大好きだったことから、保育士を志望するようになりました。

貴園を志望した理由は、見学会に参加したときに、モンテッソーリ教育に取り組む子どもたちの真剣な姿と、教えるのではなく手助けしながら子どもの取り組みを導いている先生方の姿に感動したためです。

また、園庭遊びのときには、モンテッソーリのお仕事をしている時には想像ができないほど、元気いっぱいに園庭を走り回る子どもたちの姿にも驚きました。私自身もモンテッソーリ教育を受けていましたが、小学生のころから新体操を習い、体を動かすことが大好きですので、子どもたちの静と動に寄り添いながら指導していきたいと考え、貴園を志望いたします。

おわりに

この記事では保育士・幼稚園教諭になるために就職活動を行っている方へ向けて志望動機の書き方のポイントをご紹介してきました。 幼稚園や保育園目線での志望動機はあなたが保育士・幼稚園教諭として働き続けることができるのかを見極めるためのひとつのポイントです。 オリジナルであなたの魅力と熱量が伝わる志望動機を完成させてください。

志望動機に必ず入れるべき内容とは?

まずは保育士・幼稚園教諭に関係なく、志望動機に必ず入れるべき内容についてご紹介していきます。 志望理由は以下の3点を含ませ、構成を作って考えることでわかりやすいまとまった志望動機を書くことができます。 1. なぜ応募の企業を選んだのか 2. その職種で活かせる自分のスキル・経験 3. 入社後に実現したいことのプランニング この3点は就職面接時にも度々聞かれる内容ですので、志望動機用に作成するのではなく会話の中で聞かれてもスムーズに同じ趣旨の回答ができるように、自分の回答として落とし込んでおくことが大切です。 また、採用をする企業側はこれまで何人もの採用を行ってきていますので、インターネットで調べた志望動機をそのまま記載してしまうと、「自分で考えていないな」とすぐにバレてしまいますので、あくまで構造のみを意識した上で自分オリジナルの志望動機を作りましょう。

志望動機を考えるときのポイント

続いて、志望動機を考えるときのポイントを押さえておきましょう。

志望動機には、なぜこの保育園・幼稚園を志望したかを明確に書く必要があります。

とはいえ、どのように書けばいいか悩む人も多いのではないでしょうか。

ここでは、たくさん送られてくる履歴書のなかから採用担当者の印象に残る望動機を書くコツを解説します。


■どこに魅力を感じたのか明確にする

志望する保育園・幼稚園のどこに魅力を感じたのか、はっきりと書くようにしましょう。

そのためには、保育園・幼稚園の教育理念や特色を理解しておくことが必要となります。

ホームページやパンフレットに記載されている理念をそのまま書き抜いただけでは、採用担当者には響きません。

その理念に対して保育園や幼稚園がどのような取り組みを行なっているのか、説明会や職場見学会などでしっかりと観察し、その活動を具体的に織り交ぜるようにしましょう。

そうすることで、志望動機に説得力を持たせることができます。

説明会や職場見学会が開催されない場合は、担当者にメールや電話で子どもたちの様子を質問したり、保育園や幼稚園が発信しているブログなどをチェックしたりして、そのなかから様子を読みとるのも一つの方法です。


■ネガティブな内容はNG

志望動機を書くときは、ネガティブな内容はどのような場合も避けましょう。

たとえば、志望する保育園や幼稚園で事故などがあった場合、その対応が素晴らしかった、といった表現でも志望動機に織り込むのは避ける、ということです。

最終的にプラスとなる内容であっても、ネガティブな内容の記載は保育園や幼稚園にとってマイナスの印象を残しますから、NGと考えてください。


■園に合わせた内容にする

志望動機で大切なのは、保育園や幼稚園の教育理念や特色を理解し、なぜこの園で仕事をしたいかという理由を明確にすることです。先ほども述べたとおり、この園でなくてはいけない理由を書くためにも、しっかりと保育園・幼稚園に対する下調べを行いましょう。

また、もしこの保育園・幼稚園で仕事をすることになったら、自分がどのように成長できるかを考えて、その内容も織り交ぜるようにします。

たとえば、異年齢児教育をしている園だったら「さまざまな年齢の子どもが安全に楽しめる取り組みを考え、保育士としての力量をアップしていきたい」というように、その園独自の取り組みと絡めて書くようにしましょう。

より具体的な志望動機は採用担当者に採用後のイメージを与えますから、印象に残りやすくなります。

この記事を書いた人
えんみっけ!事務局長 Y.T
「えんみっけ!」の開発・運営の責任者(園児の子どもを持つパパ)です。
保育に関わる方たちとの交流を通じて、役に立つ情報を発信していきます。

ユーザー登録がまだの方はこちら 登録済みの方はこちら